マレーシア就職に向いている人の能力と考え方

カテゴリ:
就職関連
更新日:
2020.01.03
マレーシア就職に向いている人② 英語+コミュニケーション能力がある
海外就職といえば「語学力」「社会人経験」も大切ですが、それ以外の「考え方」や「気持ち」の部分での向き不向きもあります。マレーシアでの就職に向いている人の「能力」や「考え方」についてご紹介します。

 

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海外就職といえば「語学力」「社会人経験」も大切ですが、それ以外の「考え方」や「気持ち」の部分での向き不向きもあります。マレーシアでの就職に向いている人の「能力」や「考え方」についてまとめました。

 

マレーシア就職に向いている人① 日本と比べない

 

マレーシアに限らず、海外ではさまざまな点が日本とは異なります。思い通りに行かないことも多いでしょう。物事が思い通りにならないと「日本ではこうなのに…」と思ってしまいますが、そうなるとストレスは溜まるばかり。「ここはマレーシア。日本じゃないから仕方がない」と考えられる人はマレーシアに向いています。

 

マレーシア就職に向いている人② 英語+コミュニケーション能力がある

 

マレーシアは英語が通じます。しかし、マレーシアにいる人の英語レベルは人さまざま。例えば、母国語が英語のアメリカ人やイギリス人がスラングを織り交ぜて早口で話しても、理解できないマレーシア人は多いでしょう。また、クアラルンプールでも英語がほとんど通じない外国人労働者は結構います。

 

英語力はもちろん高い方がいいのですが、マレーシアで必要なのは、相手の言語能力を素早く見極め、ボディランゲージも使いつつシンプルでわかりやすく話せる「コミュニケーション能力」といえるでしょう。

 

マレーシア就職に向いている人② 英語+コミュニケーション能力がある

 

マレーシア就職に向いている人③ 自分で調べる能力

 

マレーシアに限りませんが、海外では情報元は限られます。また、ネット情報が古かったり、間違っていることはよくあること。情報源が信頼できそうか、古すぎないかといった判断や、必要な情報を自分の足と目で調べる行動力は必須です。もちろん、情報を得るうえで現地の日本人コミュニティとのつながりも大切です。

 

マレーシア就職に向いている人④ 妥協点を見つける能力

 

多民族、多宗教、多文化なマレーシアは、「みんなと同じ」がいいとされる日本とはまったく異なります。宗教や民族によって、食べ物やファッションの思考は異なり、生活習慣も異なります。

 

そのため、マレーシア人は、他人の意見をきちんと聞きつつ、自分の主張は柔らかく主張し、争いごとにならないような妥協点を見つけるのがとても上手。職場で仕事を進めていくうえで、意見がぶつかることもあるかもしれませんが、マレーシア人の同僚と話し合って妥協点を見つけられる人なら、どのような職場でもうまくいくでしょう。

 

マレーシア就職に向いている人⑤ 運転ができる

 

マレーシアは日本の地方都市のような車社会。電車網がある程度発達しているクアラルンプールでも、車通勤の人の割合は高めです。とはいえ、職場が駅に近ければ電車通勤は可能です。また、Grabなど配車アプリを使えば日本のタクシーよりずっと安く移動できます。

 

問題は、職場が駅の近くにない場合。車支給の会社もあるので、車の運転ができれば仕事の選択肢はぐっと広がるでしょう。

 

なお、2019年現在、外国人が母国で取得した運転免許証をマレーシアの運転免許証に書き換える手続きはできなくなっています。仕事で運転する可能性がある場合は、1年間有効の国際免許証(国外運転免許証)を免許更新センターで取得しておくといいでしょう。

 

マレーシア就職に向いている人⑤ 運転ができる

 

大切なのは「まぁ、いいか」と「やってみよう」

 

まとめると、「まあ、いいか」と、一つの考え方にこだわらず切り替えができる人や柔軟な考え方ができる人、「やってみよう!」という積極性や冒険心がある人なら、マレーシア就職に向いています。マレーシアだけでなく、海外就職を成功させるには、このどちらの要素も必要なのではないでしょうか。

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日本人を対象とした求人が多いのは、日系企業が多い都市部が中心。求人数が多いのはだんとつでクアラルンプールとその近郊のセランゴール州です。
・クアラルンプール(首都):日本人の大部分はクアラルンプール在住。歴史ある日本人コミュニティがあり、発展した住みやすいエリア。求人数は多く、仕事を見つけやすい。
・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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