マレーシア就職における渡航準備で質問される3つのこと

カテゴリ:
就職関連
実体験レポート
更新日:
2023.04.21
マレーシア渡航が決まって渡航準備をしている求職者様からコンドミニアムや税金、持参金についての質問が多く、私の経験も踏まえてお伝えさせていただければと思い記事にさせていただきました。良かったら参考にしてみてください。

 

 

質問①「コンドミニアムは事前に調べておいた方が良いですか?」

答えは「はい、見ておくとマレーシアに移住してから焦らないで済むので見ておくと良いと思います。」

 

私自身、マレーシア渡航する前に渡航準備としてマレーシアのコンドミニアムが記載されているサイトで6つほど内見に行きたいコンドミニアムを見つけておきました。勤務地からどれくらい離れているのか、通えるか等もきちんと考え、コンドミニアムの周りはどのようなモールがあるか調べておきました。事前に不動産仲介会社にも連絡しておいたためマレーシアに来たらすぐに内見出来ました。

なんと1日で全てのコンドミニアム(5つ)を回れたのでとても有難かったです。ご家族で移住される方は家族の毎月の収入をシミュレーションして、いくらくらいのコンドミニアムに住むか話し合っておくといいと思います。

 

以下がマレーシアでコンドミニアムの情報が掲載されている有名なサイトになるかなと思います。参考にしてみてください。



 

iproperty

https://www.iproperty.com.my/rent/kuala-lumpur/all-residential/

KL不動産

https://klfudousan.com/

エリッツインターナショナル

https://elitz-international.com/property/forrent/

コスモスプラン

https://www.totalmalaysiafudosan.jp/property/?t=2&city=kl

 

 

 

 

質問②「給与から税金かなり引かれますか?」

答えは「働き始めて半年間は約30%所得税が給与から引かれます。」

 

マレーシアの所得税についてお伝えすると、累進課税になります。マレーシアに移住してから半年間は非居住者としてみなされるため、最高税率である30%が給与から引かれます。30%も引かれて戻ってこないのかというと戻ってくるケースがあります。非居住者として税金を多く収めすぎた場合、確定申告で還付金として戻ってきます。

 

移住して半年が経つと移住者となるため、税金は安くなります。期間限定ではあるものの半年間は結構税金が引かれることは予め分かっているといいかなと思います。

 

 

 

 

質問③「日本からいくらぐらいお金を持ってきたらいいですか?」

答えは「マレーシアで初めてのお給料を受け取るまで余裕をもって生活できるお金を準備するといいと思います。」

 

いくら日本から現金を持参すればいいかについては、正直なところ人によってマレーシア生活でかかる金額が大きく異なる場合もあるため○○円持ってきたらいいです、とはお伝えづらいですが、マレーシアで初めての給与を受け取るまで単身で家賃2か月分、家族なら家賃3か月分、持参すると安心して生活できるかなと思います。しかし、大金を持ってくると関税で止められるケースもありますのでその点はご注意ください。

 

また、既にコンドミニアムを決めている方は契約する際、一般的に2か月分の家賃を支払うケースがあり現金で支払ってくださいと言われるケースがあるためその場合ある一定の金額は持参する必要があると思います。もちろん現金を持ち歩くのは、という方はクレジットカードでキャッシング出来るように設定して必要に応じて引き出すというのも手段かなと思います。

 

 

 

まとめ

マレーシア就職が決まり、渡航までゆっくりするのは正直おススメしません。

思ったよりも日本の区役所等で提出しなければいけない書類があったり、携帯を解約するなど様々なことを渡航までにしておかなければいけません。時間があると思ってゆっくりしていたら、もうすぐ渡航・・・とならないためにも余裕を持って渡航準備をしておきたいですね。良ければ下記の記事も見てくださいね。

マレーシア渡航前にやっておくべきこと5つ

 

 

 

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・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
・サバ州/サラワク州:ボルネオ島に位置し、製造業が多いエリア。求人情報数は少ないが、給与は高め。
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