マレーシアまでお金を送るには?送金事情について

カテゴリ:
ライフハック
更新日:
2021.04.26
マレーシアに滞在していると、日本から送金してもらう必要があったり、逆に送らなければいけない場面も出てきます。今回はそんな時のために、マレーシアと日本間で使えるいくつかの方法をご紹介します!ご紹介するものの中から、自分が今一番利用したいと思う方法を見つけて、いざという時のために送金の手続きができるようにしておきましょう!

 

マレーシアと日本間で送金をする

 

 

日本とマレーシア間で海外にある口座に送金をするには、いくつか知っておくべき点があります。

 

  1. サービスによって送金上限金額がある
  2. その日すぐに振り込まれない可能性がある
  3. 送金手数料がかかる
  4. 送金手数料はサービスによって違う

 

送金する際に利用するサービスによって違いますが、場合によっては上限金額があります。通常、個人の口座に送金する場合の金額であれば基本的に問題はありませんが、万が一法人口座に大金を送金したい場合は、限度額の有無とその金額を確認しておきましょう。その金額を超えると、安全性を証明するためにより詳細な情報を提供しなければいけない可能性があります。

 

また、送金したお金は最短で当日に受取人の口座に振り込まれますが、場合によっては2〜3営業日かかる場合もあります。これ以上かかることは基本的にありませんが、そのお金が必要だという日ギリギリに送金をするのは控えましょう。

 

さらに、海外に送金をする際は手数料がかなりかかってしまうのが現状です。しかし手数料の金額は利用するサービスによってかなり違ってきますので、どの送金方法が一番自分にとっていいかを、しっかり事前に確認しておくことが重要です。

 

送金方法と言っても様々あります。ですのでこの後のパートで、マレーシアと日本間での送金でよく利用される主な方法をいくつかご紹介します。それぞれの特徴から、どのサービスを利用するべきかをみていきましょう。

 

主な送金方法

 

 

送金方法①『銀行の窓口』

 

一番無難な海外送金の方法は、銀行から送金をする方法です。銀行から送金をするには、各銀行の窓口で直接送金手続きが可能です。ただ銀行から海外送金をする際は、通常の送金の方法で送ると2種類の手数料がかかります。

 

1つは各銀行からお金を送る際の手数料と、もう一つは受取先の口座に振り込まれる際にかかる手数料(レート)です。(レートに関しては、適応するレートが利用するサービスによって違うため金額も場合によって変わります。)また時には送金時に別の銀行を中継することもあり、そうなるとそこにも手数料がかかる可能性があります。

 

手数料は、銀行によって固定の場合と送金する金額によって変更する場合があり、場合によってそれぞれ違いますが、目安としてこのくらいだと言えます。

 

  • 送金元の銀行への手数料:大体約2000円~6000円
  • 適応レート:時期と利用銀行によって大きく変動
  • 中継する銀行への手数料 (がかかる場合):約1000円〜2700円ほど

 

このように、複数の手数料が一回の送金でかかってしまうため、銀行から送金をする際は注意が必要です。事前にかかる手数料の金額をチェックしておきましょう。

 

送金方法②『海外で使えるキャッシュカードを使う』

 

マレーシアで長期的な滞在をする場合は、海外で使える国際キャッシュカードを利用するのが、一番手軽に出来る方法でしょう。国際キャッシュカードを持っていれば、日本で入金したお金を海外のATMから引き出すことができます。

 

ただ一点注意して欲しいのが、マレーシアのATMから引き出せる金額は1回でRM1,500(約4万円弱)となっており、大きな金額を一度で下ろすことはできません。数回に分けてお金をおろそうとすると、その回数分の手数料がかかってしまうためまとまったお金が必要な方にはあまり向いていません。その解決策として、キャッシング機能がついているクレジットカードをおすすめします。

 

現金を下ろすことはもちろん、何か高額なものを支払う際はカードで支払うことができます。日本で発行したクレジットカードをマレーシアに持っていく際は、VisaカードもしくはMasterカードだと、どこでも使えて便利です。是非参考にしてみてください。

 

送金方法③『オンライントランスファーサービスを使う』

 

3つ目の方法は、手数料などを一番安く済ますことが出来るオンライントランスファーサービスです。

 

おすすめのオンラインサービスは以下のようなものああります。

 

  1. 楽天銀行
  2. トランスファーワイズ

 

手数料が安いオンライン銀行で有名な楽天銀行ですが、海外送金も安くで利用出来ることで知られています。もし、すでに楽天銀行を利用している場合は、楽天銀行での送金が一番楽ではないでしょうか。銀行の窓口からの送金と比べても、楽天銀行の手数料の価格が比較的安く、最低で750円から送金ができます。ただ日本円を海外に送る場合は、円貨送金手数料が3000円かかってしまうため、利用を決める前によく確認をしましょう。楽天銀行サイトはこちらから

 

一方で、トランスファーワイズは、送金されたお金を受け取る際にかかるレートの手数料が、他の送金方法よりも安いことが特徴です。通常の海外送金でかかるTTSレートは、それぞれの銀行が独自で決めている手数料が為替レートに少し上乗せされています。しかしトランスファーワイズのレートは為替レートそのままのため、他よりも安くで海外送金が可能になります。トランスファーワイズのサイトはこちらから。両サービスとも、それぞれのサイトから口座開設ができます。口座開設には、本人確認などの手続きに数日かかるため、海外送金サービスを利用したい方は前もって口座を開設しましょう。

 

まとめ

 

 

今回は、海外送金について詳しくご紹介しました。海外送金は、手数料がかかってしまうため出来るだけ少ない回数で済むように1度で必要な分は全て送りましょう。

 

今記事で紹介した送金方法をまとめると、

 

  • 銀行の窓口から:一番無難、今利用中の銀行のサービスを使える、手数料は高め
  • 国際キャッシュカード:一番手軽、大量のお金を一度に引き出すことができない
  • オンラインサービス:一番安い、口座がない人は作る必要がある

 

これらの中から今一番使えそうな方法を選び、是非今回ご紹介したことを参考にしてください!

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