マレーシア渡航前にやっておくべきこと6つ

カテゴリ:
実体験レポート
更新日:
2024.03.08
マレーシアに渡航する前に必要な手続きや、事前にやっておいた方が良いことなど、求職者のみなさまからよく質問を受けることがあります。今回は自身が実際に行ったマレーシア渡航前のやっておいた方が良いことをいくつか紹介させていただきます!是非参考にしてみてください!

マレーシア渡航前にやるべきこと

 

マレーシア就職の前に、みなさんからよく聞かれる質問。

 

「ビザ取得のために必要な準備はわかるけど、実際にマレーシアに渡航する前にやっておいた方が良い準備はありますか?」

 

 筆者自身も、特に小さな子供を含めた家族でのマレーシア渡航となったので、渡航する前に、日本にいる間にどんな準備をしたら良いのか分からず、手探りで調べながら進めていました。その経験も踏まえて事前にやっておくと良いことをシェアさせていただきます!(筆者は子供達の保険、日本の銀行口座についてすごく迷いました。)

①海外転出届

マレーシアに渡航するにあたって必要なのは、海外転出届。

 

海外転出届とは、日本の居住地から国外に移住、または長期間滞在する際に必要な届出です。対象となる人は、1年以上日本を離れる予定(海外出張や海外旅行も含む)の方となります。 海外転出届を出すことで、政府機関には日本国外にいることを証明でき、住民税、年金、健康保険等への影響が出てきます。事前に各項目について内容確認し、必要な場合、事前にお手続きをすることをお勧めします!

 

※手続きについては渡航の前の1週間くらい前など目安があるので、事前にお住まいの各自治体へご確認ください。

②年金の任意加入

①でお伝えした通り、基本的には海外転出届を行いますが、海外転出届を出すと、現住所での住民票は「除票」となり、住民ではなくなります。その為、国民年金の加入資格がなくなります。

 

ただし、その場合でも日本国籍の方は国民年金に任意加入することが可能です。

任意加入で年金に加入した方も、将来受け取る年金額を増やすことが出来る付加保険料を利用することも可能です!

 

詳しくは下記のサイトをご確認ください。

https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/kanyu/20140627-02.html

③健康診断、歯医者、民間の保険

マレーシアには社会保険というものがなく、日本のように年に1回健康診断が無料で受けられる環境ではありません。

 

そのため、事前に保険があるうちに健康診断を受けることや、特に歯医者については、会社や個人で入る保険の適用外になる可能性が多いです。そのため、事前に自分の健康については万全の状態でマレーシアに渡航することをお勧めします。

 

ただし、マレーシアには日本語が通じる歯医者や、日系のクリニックで健康診断も行っているので、マレーシアに来てからも病院での受診自体は可能です! 

 

また、もし日本で民間の医療保険等に加入している場合、解約して現地で違う民間保険に加入するのか、そのまま残していくのか等も検討する必要があるかと思います。残す場合も、万が一海外で医療費が発生する状況になった場合に対応してもらえるのか等、事前に確認しておいた方が良いと思います。

④携帯電話の解約・海外利用可能手続き

マレーシアでは、新しいマレーシアの電話番号を使用することになりますが、
事前に使用している携帯がSIMフリーか、もしくはSIMロックを解除できているか確認が必要です。

 

海外のSIMを入れられる様にしないと、マレーシアに到着した際に新しいSIMカードを使用することができません。また、人によっては日本の電話番号を残したい方もいるので、その際は格安で継続して使用できるように契約をしたまま、もしくは乗り換えがおすすめです。

 

事前にSIMフリーにできれば、マレーシアの空港でSIMカードを購入することができます。もしくはAmazonでも売っているので、事前に購入も可能。

⑤クレジットカードの加入

マレーシアに来てから銀行口座を開設して、リンギットが給与として振り込まれるまで少し時間がかかります。そのため、事前にクレジットカードは持参をしてある程度の枚数をもっていくのもおすすめします。

 

日本のクレジットカードは、カードによってセキュリティが強すぎることでマレーシアで使用できない場合も想定されます。そのため、2枚程度持参するのが良いかと思います!また、海外のATMで日本のクレジットカードを使用してお金をおろすことができるので事前に海外キャッシング手続きをするのもおすすめです。

⑥日本の銀行口座

海外移住する場合、日本の銀行口座はそのままにしてはいけないケースが多いため、注意が必要です。

 

海外移住で日本の非居住者となる(になった)場合は、日本の銀行口座は解約するか、銀行によって非居住者向けのサービスを使わなければならないケースがあります。保有している口座がそのまま維持出来るのか、もしくは解約しなければいけないのかは、ご利用の銀行によって対応が変わるので確認が必要です。

 

また銀行によって、非居住者向けのサービスも申し込み期限(例:出国予定日の〜週間前まで)があるので、そちらも確認が必要です。

まとめ

今回はマレーシア就職前にやっておくべきこと6つをお伝えさせていただきました。

 

マレーシアでの就職を実現するためにも、事前準備はとても大切なことの1つです。
これからの就職活動についても、少しでも気になることがあれば弊社eeevo recruit までお問い合わせください。

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・セランゴール州:クアラルンプール近郊のエリア。工業団地に工場を構える日系製造業多数。求人数は多く、仕事は見つけやすいが、公共交通機関があまり発達しておらず車がないと不便。
・ペナン州:発展したペナン島の都市部が観光地として有名ですが、橋を渡った半島部には工業地帯が広がり日系企業も多数。移動には車が必須だが、程よく発展して住みやすいエリア。求人情報数はあまり多くない。
・ジョホールバル:マレー半島南端に位置するシンガポ―ルに最も近い町。日本人コミュニティあり。求人情報数は少ない。
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