【実体験】マレーシアから日本への入国レポート

カテゴリ:
実体験レポート
マレーシア紹介
更新日:
2021.12.09
今回は、マレーシアから日本に一時帰国した際の体験談レポートをお届けします! 12月4日現在の情報ですので変更している可能性も有ります。 最新の情報は在マレーシア大使館を参考にしてください。

PCR検査を受けるタイミング

 

日本入国前にはPCR検査が必須となっています。その際はタイミングに注意する必要があり、

 

・KLから日本への直行便(乗り継ぎ無し)の場合は

72時間前にPCR検査を受ける

・シンガポールで乗り継ぎ有りの場合は

48時間前にPCR検査を受ける

 

ことになっています。

 

おすすめなのは、ご自身が搭乗するフライト情報をPCR検査を受けるクリニックに伝え、予約の際に何時間前に検査を受けるべきなのか相談しておくと安心です。ちなみに、私がPCR検査を受けたクリニックは日本語通訳がいる『あおいファミリークリニック』です。事前に予約が必要で、LINEにて事前予約ができるシステムになっています。

 

あおいファミリークリニックでは、日本政府の所定の陰性証明書フォーマットを使用しているため、入国時は問題なくスムーズに手続きができました。

 

PCR検査の種類

 

 

2つめの注意点として知っておく必要があるのは、PCR検査の種類です。

 

12月4日現在では

 

・スワブ検査(鼻咽喉ぬぐい液と咽喉ぬぐい液の混和)

・唾液検査

 

この2つのPCR検査が日本入国時に認められています。

 

私は痛みの少ない唾液検査を選びました。唾液検査を受ける際は採取前に歯磨きやうがい、飲食は控え、リップクリームや口紅をつけないようにしましょう。

 

陰性証明書

 

 

あおいファミリークリニックでは、検査後、約24時間後に陰性証明書をLINEにてPDFフォーマットで送ってくれるため、クリニックにて再度受け取る必要がなく、ご自身で印刷して空港に持っていくことができます。印刷することが難しい場合は、クリニックで陰性証明書を受け取ることも可能です。

 

入国時に必要な書類

 

入国時に必要な書類は以下の通りです。

 

・陰性証明書(ご自身で用意)

・誓約書(機内で配られるため機内にて記入)

・質問書(機内で配られるため機内にて記入)

 

ワクチン接種証明書は12月4日時点では、接種済みに関わらず14日の自宅隔離が必須だったため、必要有りませんでしたが、念のためデジタル証明書(MySejahteraから取得可能)を用意しておくといいかもしれません。

 

これに加え、

 

・新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) 

・My SOS

 

以上の2つのアプリが入国時に必要になるため、事前にインストールしておきましょう。

 

クアラルンプール国際空港

 

 

今回の一時帰国はANAのKLから成田、早朝の便を使用しました。(KLIA1)午前6:00に空港に到着しましたが、KLIA1のマクドナルドやケンタッキーは営業していました。

 

今回はオンラインチェックインをしていたので、チェックインカウンターにて荷物を預けて、陰性証明書とパスポートの確認を行いました。その後空港内のバスを使用し、ターミナルに移動しました。この時期なので、空港の混雑はなく、スムーズに搭乗することができました。

 

飛行機内

 

マレーシア渡航を目指した理由

 

飛行機内では

 

・誓約書

・質問書

 

この2つの書類が配布されます。これらは入国時に必要なため、漏れなく記入する必要があります。14日の自宅待機の注意点などもこの書類に書かれているため、しっかりと読みましょう。

 

日本入国

 

 

飛行機が着陸すると、まずは日本に入国する乗客が先に案内されます。着陸後30分程待機して、機外に出ることできました。その後、すぐにPCR検査が行われます。椅子が並べてあるので、自分の順番が来るまで20分ほど待機しました。待機中には、係の方が必要書類を確認してくれます。(誓約書、質問書、陰性証明書)

 

早朝にKLを出発し15:00に成田に到着する便でしたが、そこまで混雑はなく、すぐに唾液検査の会場に案内され、自分の順番が来ました。唾液検査では1人1人パーテーションで区切られた空間で検査を行います。所要時間は1分程ですぐに終わりました。

 

その後、検査結果を待つために大部屋に案内され、自分の番号が放送で呼ばれるのを待ちます。30~40分程待って、自分の番号が呼ばれたので、検査結果を通知される部屋に移動し、陰性の結果を告げられたら、次の部屋に移動します。その後は、14日間の自宅隔離での注意点や、アプリの使い方などの説明を1対1で受けます。その際には、位置情報の設定やアプリの設定などを、係の方と一緒に行います。

 

最後に、自分の預け荷物をピックアップして税関を通って日本へ入国することができました。入国から隔離場所に移動する際は公共交通機関の利用が禁止されているため、注意してください。

 

自宅隔離

 

 

12月4日現在では、マレーシアから日本に入国後はホテル等での施設隔離の義務がなく、14日間の自宅隔離になります。ここでの注意して欲しいのが、14日間の隔離のカウントが始まりまるのは日本に入国した日の翌日から。

 

例)12月4日に入国→12月5日から14日間の隔離開始→12月19日に隔離終了

 

自宅隔離中は空港にて説明をうけたMySOSのアプリを使用し、毎日1回の健康状態報告と現在地報告を行います。現在地報告に関しては1日に2回ほどランダムな時間に通知がくるので、通知が来たら、現在地報告というボタンをクリックし報告します。

 

「アプリを使用中は位置情報をオンにする」という設定を空港の係員と一緒に行うため、ボタンを押すだけで自分の位置情報が報告できる仕様になっています。

 

健康報告に関しては、1日のうち好きな時間に行うことができます。忘れている場合はアプリから健康報告催促の通知が来ます。設問は2問だけなので30秒程で完了します。

 

また、1日に1回こちらもランダムな時間にAIからビデオ通話がかかってきます。30秒間、自分の顔と背景を映すだけでOKです。(AIではなく、実際に入国検査官から電話がかかってくることもあるそうです。)現在報告と電話は、その場ですぐに対応できなくても問題ありません。

 

特に電話に関しては、かけなおすことができないので、次の電話が来るのを待つ必要があります。

 

まとめ

 

 

今回の一時帰国は15:00に成田に到着しましたが、入国できたのは17:30くらいでした。係の方も多くいたため、スムーズに入国できました。

 

PCR検査や入国時の書類については今後変更する可能性もあるので、最新の情報は在マレーシア大使館のホームページを確認してください。

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